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2021.03.24
(参考)新技術等の動向 (4)蓄電・蓄熱

○ 廃棄物処理システムにおける蓄電池の導入は、廃棄物発電の送電電力量の変動調整や需要量に応じた調整等の用途が考えられる。地域で電力を地産地消する地域エネルギーセンターや防災施設といった廃棄物処理施設の機能を活用するため、蓄電池の導入が進んでいる。また、将来的にはVPPなどによる蓄電池のマルチユースが考えられる。

蓄電池種類別特徴

(出典)平成30年度廃棄物処理システムにおける低炭素・省CO2対策普及促進方策検討調査及び実現可能性調査委託業務報告書

✔ 全固体リチウムイオン電池
電解質が液体ではなく固体であるリチウムイオン電池。液体と比較し、液漏れによる発火の危険性がない、構造や形状が自由、小型・軽量化が可能、低温で凝固、高温で分解が起こらないといった利点がある。製造方法の確立、材料のコスト低減が課題となっており、開発が進められている。





○ 蓄熱技術の導入は、焼却排熱の有効利用にあたり需要先との時間的、空間的ミスマッチを解消する手法(オフライン輸送)の一つとして注目され技術開発が進められているが、運用コストの問題等により広く普及には至っていない。蓄熱技術を活用し、遠隔地まで熱を輸送することができれば未利用熱の有効利用が可能となる。

蓄熱材特徴

蓄熱輸送将来イメージ


より詳しく知る

本ガイダンス内 事例・インタビュー(蓄電池導入自治体) 武蔵野市 熊本市

定置用蓄電システム普及拡大検討会(METI)

未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)