メタン発酵施設は、含水率の高い有機性廃棄物を嫌気条件下(酸素の無い状態)で微生物の働きにより発酵させ、メタンを含むバイオガスを発生させる施設のことをいう。
表1 メタン発酵施設の原料と生成物
1 「平成29 年度中小廃棄物処理施設における先導的廃棄物処理システム化等評価・検証事業 CO2 分離膜を適用した次世代低炭素型高効率バイオガス発電システム及びコンバインドシステム 成果報告書, 平成30 年3月, 株式会社タクマ/株式会社ルネッサンス・エナジー・リサーチ/南丹広域行政事務組合」では、CO2 の農業利用について、「技術的には比較的容易であり実用可能であるが、CO2 削減効果の面から考えるとCO2 利用量が限られていることから、広大な用地が必要となる」ことなどが課題とされている。
表 2 活動基盤/活動主体別の整理(メタン発酵施設)
1 参考:JAゆうき青森HP http://www.ja-yuukiaomori.or.jp/news/2018/12/news-001118.php
2 参考:鹿追町HP 鹿追町環境保全センターバイオガスプラント https://www.town.shikaoi.lg.jp/work/biogasplant/
3 参考:消化液の肥料利用を伴うメタン化事業実施手引報告書(平成28年3月、一般社団法人地域環境資源センター)
4 参考:氷室の郷HP 八木バイオエコロジーセンター http://himuronosato.jp/bio.html