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2025.11.10
【ニュース】令和6年度補正予算地産地消型資源循環加速化事業(間接補助事業)の公募採択結果について

環境省では、令和7年4月25日(金)から同年5月28日(水)までの期間、再資源化が困難な「資源性廃棄物」について、公募を行いました。

この事業の主な趣旨は以下のとおりです。

  • 家庭・産業由来の複合素材(例:金属・木材・プラスチック等混合)、焼却灰、建設系木質廃棄物、あるいはSAF(持続可能な航空燃料)原料等といった、 主に焼却・埋立て処理されている資源性廃棄物 を対象としています。
  • 製造業・小売業等の民間事業者と、廃棄物・リサイクル事業者との連携により、これらの廃棄物を 地域内で再資源化し、再生材として一定以上を当該地域に供給 する仕組みを支援します。
  • 技術実証や設備導入といった取組を通じて、地域の資源循環システムの強化を図ることが狙いです。

■採択結果

審査の結果、 3件の事業 が採択されました。

採択事業は以下の通りです(五十音順):

事業者名/事業名

株式会社GYXUS :地産地消型石膏ボード水平リサイクルモデルの確立

シモダ産業株式会社:太陽光発電の切断・分離による再資源化事業

株式会社HARITA:エネルギー系焼却灰の地域資源循環事業


今回の公募では、再資源化が難しい資源性廃棄物を地域内で循環させる仕組みづくりを目的に審査が行われ、応募案件の中から3件が採択されました。いずれの取組も、焼却・埋立てに頼る処理からの脱却と、事業者連携による再生材の地域利用を進める点が特徴です。今後は、難処理物の状況整理や連携先の確認、再生材の活用可能性の検討が鍵となり、今回の結果は資源循環の取組を進める上で参考となる内容といえます。

詳細は環境省報道をご覧ください。


報道発表資料 令和6年度補正予算地産地消型資源循環加速化事業(間接補助事業)の公募採択結果について

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