環境省では、リチウムイオン電池等に起因する廃棄物処理施設での火災事故防止を目的として、「リチウムイオン電池による火災防止強化キャンペーン」を展開しています。
その一環として、令和7年11月9日(日)にサンガスタジアム by KYOCERA(京都府亀岡市)で開催されるJリーグ公式戦「京都サンガF.C.対横浜F・マリノス戦」において、リチウムイオン電池の適正排出を呼びかける啓発イベントが実施されます。
リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやコードレス家電など幅広く利用されている一方で、破損や誤った分別廃棄により発火・爆発する事故が全国で増加しています。令和5年度には、廃棄物処理施設や収集運搬車両における火災事故が8,000件を超え、自治体の安全管理上の課題となっています。
環境省では、スポーツイベントなど人が多く集まる場を活用し、リチウムイオン電池の正しい分別・排出の重要性を広く周知することで、火災防止への理解促進と行動変容を図っています。
本イベントは、自治体が市民に対して行う廃棄物の分別・排出指導や、リチウムイオン電池回収体制の整備に参考となる取組です。
今後の啓発活動や回収拠点設置、イベント連携などを検討する際の事例としてご参照ください。
また、詳細は環境省報道をご覧ください。
報道発表資料 Jリーグ公式戦「京都サンガF.C.対横浜F・マリノス戦」におけるモバイルバッテリー回収イベントの実施について~リチウムイオン電池による火災防止強化キャンペーン~