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2025.07.08
【ニュース】令和7年度廃棄物処理施設を活用した炭素循環事業モデルの構築に向けたCCUベンチスケール実証等事業の採択について

環境省は、令和7年度「廃棄物処理施設を活用した炭素循環事業モデルの構築に向けたCCUベンチスケール実証等事業」について、応募のあった提案の中から審査を経て、1件の事業を採択しました。

本事業は、焼却施設等から発生するCO₂を分離・回収し、炭素資源として再利用(Carbon dioxide Capture and Utilization:CCU)する技術の社会実装に向け、基盤的な検討や小規模実証(ベンチスケール)を支援するものです。廃棄物処理分野における脱炭素化と資源循環の同時達成に資する先進的な取組として、今後の展開が期待されています。

【採択事業の概要】

  • ■実施者:川崎重工業株式会社
  • ■事業名:郡山市における破棄物処理施設を中心とした炭素循環事業モデルのためのCCUベンチスケール実証等事業

本事業は、廃棄物処理施設の脱炭素化を進めると同時に、CO₂の有効利用を通じた地域資源循環の新たなモデルづくりを支援するものです。今後、同様の取組を検討される自治体や企業にとっても、参考となる先行事例となることが期待されます。

より詳しい内容につきましては、下記の報道発表資料をご参照ください。

報道発表資料 令和7年度廃棄物処理施設を活用した炭素循環事業モデルの構築に向けたCCUベンチスケール実証等事業の採択について

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