地球温暖化対策計画は、地球温暖化対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、政府が地球温暖化対策法に基づいて策定する、我が国唯一の地球温暖化に関する総合計画です。温室効果ガスの排出抑制及び吸収の目標、事業者、国民等が講ずべき措置に関する基本的事項、目標達成のために国、地方公共団体が講ずべき施策等について記載されています。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/keikaku/211022.html
★2021年10月22日に閣議決定された今回の計画は、2030年度までに温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減し、さらに50%の高みに向け挑戦を続けていくことを踏まえて策定されました。
廃棄物処理における取組としては、「温室効果ガスの排出削減にも資する3R+Renewableを推進するとともに、循環型社会形成推進基本法に基づく循環型社会形成推進基本計画の第5次計画の策定を目指して、サーキュラーエコノミーへの移行を加速するための工程表の今後の策定に向けて具体的検討を行う。その上で、廃棄物処理施設における廃棄物発電等のエネルギー回収や廃棄物燃料の製造等を更に進める。また、廃棄物処理施設やリサイクル設備等における省エネルギー対策、EVごみ収集車等の導入によりごみの収集運搬時に車両から発生する温室効果ガスの排出削減を推進する。」ことが掲げられています。
また、再生可能エネルギーに最優先の原則で取り組み、国民負担の抑制と地域との共生を図りながら最大限の導入を促すための具体的な取り組みが掲げられています。
地球温暖化対策計画の概要より
(2021年11月12日更新)