令和元年度の全国のリサイクル状況をみると、リサイクル率が19.6%となっており、過去10年ではおよそ20%程度の横這いで推移しています。
総資源化量は、ごみ排出量全体の減少などにより過去10年間で減少傾向となっており、とくに集団回収量の減少が大きい状況がうかがえます。
リサイクル品目の内訳は、紙類が2割強を占め、続いて容器包装を含むプラスチック類が2割弱、金属類が1割強、ガラス類が1割となっています。
全国におけるリサイクル率上位の市町村を見ると、人口10万人未満自治体では、鹿児島県大崎町が82.6%、人口10万人以上50万人未満自治体では鎌倉市が52.1%、人口50万人以上自治体では千葉市が30.1%でトップとなっています。
都市規模別でみると、特に人口10万人未満の市町村のリサイクル率が高く、上位10市町村のリサイクル率はすべて50%を超えている状況です。
全国市町村のリサイクル率の状況について、都市規模に応じた分布を下図に示しました。(令和元年度実績)
あなたの市町村は市町村全体の分布のなかで、どのあたりに位置しているでしょうか?
(2021年6月4日更新)