令和元年度における全国のごみ収集体制は、直営が約2割、委託が約5割、許可業者が約3割となっています。
過去10年では直営が減少傾向にあり、それに伴い委託、許可業者の割合が増加している傾向がうかがえます。
市町村のごみ収集で使用されている収集車両の環境配慮状況をみると、4割の市町村で低燃費型車両・低公害車が導入されていることが分かりました(平成30年度調査)。
低燃費型車両・低公害車の内訳は、天然ガス車9%、LPG7%、ハイブリッド車14%、BDF車8%、その他(EV,グリーンディーゼル車)1%となっています。
令和元年度におけるごみ収集の有料化の状況については、生活系ごみで7割弱、事業系ごみで9割弱の市区町村で有料化が導入されている状況です(いずれも粗大ごみ除く)。
直近10年の推移をみると、生活系ごみ、事業系ごみともに大きな変化はありませんが、やや有料の割合が微増している状況がうかがえます。
令和元年度粗大ごみを除くごみの収集手数料状況
生活系ごみ(粗大ごみ除く)手数料推移
事業系ごみ(粗大ごみ除く)手数料推移
(2021年6月4日更新)