一般廃棄物処理システムに係る温室効果ガス（GHG）の排出は、収集運搬工程における燃料使用由来GHG、中間処理工程における電気・燃料使用由来GHGのほか、処理方式によって生じるごみ焼却由来GHG、堆肥化ごみ由来GHG、し尿処理由来GHG、残渣輸送工程における燃料使用由来GHG、最終処分工程における電気・燃料使用由来GHGが挙げられます。

排出源毎の内訳は、中間処理工程におけるごみ焼却由来GHGが5割を占め、続いてごみの中間処理工程での電気・燃料使用、生活排水処理工程における電気・燃料使用、最終処分場における電気・燃料使用などが多くなっています。

有効利用工程では、中間処理等の工程で回収した資源やエネルギー等を外部の他分野に提供することで、他分野のGHG排出抑制に寄与することが可能です。