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2021.06.04
(8)処理コスト

処理コスト(建設改良費)

ごみ処理事業に係る建設改良費(市町村+一部事務組合等)は令和元年度実績では約4,150億円となり、国民一人当たりに換算すると、年間約3,300円の負担となります。

このうち中間処理施設の建設改良費が8割弱を占め、最終処分場が1割強、収集運搬施設、その他及び調査費が数%となっています。

(出典)環境省 一般廃棄物処理実態調査(令和元年度実績)より作成

処理コスト(処理及び維持管理費)

ごみ処理量あたりの処理及び維持管理費(市町村+一部事務組合等)は3.8万円程度で、ここ10年で漸増傾向となっています。

このうち収集運搬、中間処理、最終処分、その他に係る委託費が全体の5割強を占め、続いて人件費が2割強、処理費が約2割となっています。

(出典)環境省 一般廃棄物処理実態調査(平成22年度~令和元年度実績)より作成



処理コスト(財源内訳)

ごみ処理事業に係る財源は、一般財源、その他の特定財源、使用料及び手数料、地方債、都道府県支出金と、国庫支出金とで構成されています。

全体の7割弱を一般財源が占め、使用料及び手数料が1割強、地方債とその他が各1割弱となっており、ここ十年では一般財源の割合がやや減少し、地方債、国庫支出金の割合が増加しています。

(出典)環境省 一般廃棄物処理実態調査(平成22年度~令和元年度実績)より作成


(2021年6月4日更新)