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2021.03.31
2020(令和2)年度ワークショップ開催結果

1.ワークショップの概要

主にこれから廃棄物エネルギーの利活用方策を検討しようとする自治体が、廃棄物部門と関連他部門の関係者が一緒に模擬的な検討体験をすることで、 エネルギー利活用のイメージを共有し、今後の部署間連携に役立ててもらうことを狙って開催しました。

内容としては、

✔ 仮想の清掃工場と周辺施設の地図をもとに、施設規模に応じて外部供給可能なエネルギー量を、周辺利用(熱・電気)、地域新電力利用のいずれかに振り分け、どこでどのような使い方をするのが、自治体の政策としてよいか、また効果があるかを、簡易なシミュレーションモデルを利用して検討する。

✔ 所要時間は2時間程度。

✔ 自治体の方々には4~6人程度のグループに分かれて模擬検討をいただく。

というものです。

第1ステップ:清掃工場周辺需要へのエネルギー供給方法等を検討

  • 清掃工場周辺の施設等の配置図をもとに、電気、熱の供給先を検討する
  • 検討にあたっては、当該地域の行政方針や地域課題等を勘案し、最適な供給・利用方法を模索する

第2ステップ:周辺へのエネルギー供給と、系統を通した電力供給(地域新電力)とのバランスを検討

  • 周辺での自営線電力利用量、熱利用量と、余剰電力の売電量のバランスを検討し、ごみから回収するエネルギー利用のバランスを設定する




第3ステップ:様々な角度から事業効果を検討

  • エネルギーの利用量、利用先の属性、事業収益の利用方策等を総合的に勘案した事業効果を確認し、行政方針や地域課題との整合を確認する





 2.開催結果

  • 日時 2021年2月5日(金) 13時30分~15時20分
  • 会場 川越市資源化センター
  • 対象 川越市職員 10名
  • 内容 川越市庁内における電力有効利用に関する検討会活動の一環として、清掃工場のエネルギー利用をテーマとしたワークショップを、部署横断的に実施した。

 

(会場設定の様子)


 当日の流れ等は以下のとおり。

■ワークショップの流れ

■ステップ1

■ステップ2

■ステップ3

■ステップ4

■ステップ5

■ステップ6



(ワークショップの様子)

(ワークショップ結果―施設周辺の供給先計画―)


【参加者感想】

・シミュレーションが非常に細かくも操作がしやすく、内容もグラフィックが多く使用されており、理解しやすい内容であった。電気がわからない担当でも、とてもわかりやすいと思う。

・操作を理解してからやり始めると、いろいろと試してみたくなり、今回は時間がもう少しあればと思った。

(廃棄物部門の参加者)

・実際の検討時に、非常に役立つと思った。各種の設定が細かく、シミュレーションが現実的な内容で行える。結果がグラフで可視化されるため、電気関係に詳しくない人でもわかりやすい。

・シミュレーションを重ねることで結果が向上するため、シミュレーション時間をある程度取ったタイムスケジュールが望ましいと思われた。各班にコーディネーター的な方を配置して、シミュレーションの途中及び最後に結果の検証ができるとさらに充実するのではないかと思った。

(廃棄物部門の参加者)

・自営線、自己託送など送電方法にもいろいろ特徴があることが理解できた点が良かった。

・いろいろなケースを比較検討したかったのだが、検討時間が少なく十分な検討ができなかった。

(廃棄物部門の参加者)

・簡便な方法でコストのかけ方が検定できるのは良かった。

・ゲーム形式なので、仲間が打ち解けるには良い。

・与条件が多いため、設定の説明をまとめたものが必要か。

・目的に沿った利用を考えるべきなのだが、最終的には収支を合わせることに注力してしまった。できたらsim2030のように時系が流れていくとおもしろい。

・グラフが入力画面と同じで少し見づらい。

(廃棄物部門以外の参加者)

・エネルギーの利活用について、具体的な検討方法を体験できたことが良かった。

・エクセルシートへの入力方法や表・グラフの見方などもう少し時間をとって説明してもらえると良かった。ワーク②の時間も少し短かったように感じた。

(廃棄物部門以外の参加者)

・廃棄物処理施設からの発電電力、余熱利用の活用計画について、システムを用いてシミュレーションすることで、イメージすることができた。

・検討の前提となる、情報、知識の不足及び、時間が限られていたこともあり、内容を深く理解することができなかった。

(廃棄物部門の参加者)