環境省は、“環境と社会によい暮らし”を実践する全国の活動を対象とした「第13回グッドライフアワード」について、最優秀賞（１件）、優秀賞（３件）、各部門賞（６件）を決定し、併せて実行委員会特別賞（29件）を選定しました。表彰式は令和７年12月６日（土）に渋谷スクランブルホールで開催され、リアルタイム配信も予定されています。

■ グッドライフアワードとは

地域で取り組まれている環境配慮型の活動を発掘し、表彰・普及することで、環境基本計画が掲げる「地域循環共生圏（ローカルSDGs）」の実現を後押しするプロジェクトです。

今年は224件の応募があり、多様な地域主体が参画した取組が評価されました。

■ 環境大臣賞 受賞取組（最優秀賞・優秀賞・各部門賞）

● 最優秀賞（１件）

• 人と地域と自然をつなぐ流域再生の実践－多主体共創で拓く心豊かな未来【九州大学流域システム工学研究室／福岡県】

● 優秀賞（３件）

• 生物あふれるいのちの棚田を未来の子どもたちにつなぎ、約20年間多様な主体と連携・協働【棚田LOVERS／兵庫県】
• 福島から始まる、人と地球を健康にする里山再生モデル事業～世界とつながる体験型エコビレッジの挑戦～【Dana Village／福島県】
• エシカルタウン・葉山～町民全員で創る、持続可能な新しい常識～【葉山町／神奈川県】

● 各部門賞（６件）

企業部門

• 「CSOラーニング制度」による環境人材育成の取組み（SOMPO環境財団／東京都）

NPO・任意団体部門

• 子どもたちの「いってきます」を支える！全国初『制服オーナー制度』『サブスク』を取り入れた制服リユース「Mama's制服バンク」事業（Mama’s Cafe／岐阜県）

自治体部門

• 「木になる紙」の地産地消によるネイチャーポジティブ～地域振興に貢献～（佐賀市／佐賀県）

地域コミュニティ部門（2件）

• 日本の「明るい農村」を、MOTTAINAIをつかって創造再⽣させてきた15年の軌跡（浜松市三ヶ日町観光協会／静岡県）
• 人命と海洋環境を守る循環型森林整備システムの構築（合同会社もものわ／宮城県）

個人部門

• 家族で営む小さな茶園が実現させた日本初のオーガニック抹茶、人と環境を思う心は世界へ （いしかわ製茶／愛知県）

これらは、資源循環に関する啓発・地域連携・住民参加型施策の検討において、参考となる視点が多数含まれています。

■ 表彰式の開催について

• 日時：令和７年12月６日（土）14:30〜18:30
• 会場：渋谷スクランブルホール
• 参加：受賞者および過去受賞者に限定
• ウェブ配信：事前申込制、視聴無料
• 取材申込：報道関係者は事前登録が必要

報道発表資料　「第13回グッドライフアワード」環境大臣賞最優秀賞等が決定!!