環境省は、令和6年度補正予算に基づき、「地産地消型資源循環加速化事業(モデル事業)」の公募を実施し、申請書類等に基づく選考会による審査を経て、全国7件の事業を採択しました。
本事業は、複合素材(金属・木材・プラスチック等)や焼却灰、建設系の木質廃棄物、SAF(持続可能な航空燃料)原料等の資源性廃棄物を対象に、地域で排出された廃棄物が、回収・運搬・分別・選別・再資源化等を経て、同じ地域に再生材等として供給される循環スキームの構築・拡大に向けた実施可能性調査や実証事業を支援するものです。
事業者名/取組概要
・あしがら環境保全株式会社
使用済紙おむつから分離回収されるプラスチック類の高度資源化に関する検討・実証
・アルハイテック株式会社
アルカリ系反応液を用いたプラ・アルミ複合材からプラスチック回収の実現可能性調査
・株式会社大林組建設
現場で発生するリサイクル困難な混合廃棄物等の再資源化に関する実現可能性調査
・株式会社のきてん
海の資源性廃棄物「ヒトデ」を地域の里山で活用する地域循環プロジェクト
・株式会社HARITA
シーシェルリサイクルによる地域資源循環モデルの社会実装検証
・株式会社yuni
ローカルな素材循環を実現するAI資源循環システム構築・実証事業
・株式会社吉川油脂
北関東地域における家庭用廃食用油の効率的回収とSAF資源化に向けた地域循環モデル事業
※事業概要は環境省公表資料を基に一部要約しています。詳細は公式資料をご確認ください。
報道発表資料 令和6年度補正予算地産地消型資源循環加速化事業(モデル事業)の公募採択結果について | 報道発表資料 | 環境省