環境基本計画は、環境基本法に基づき、政府全体の環境の保全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱を定めたものです。
計画は約6年ごとに見直され、令和6年に第六次環境基本計画が閣議決定されました。今回の計画のポイントは以下の通りです。
・第一次環境基本計画が策定されてからちょうど30年という節目に策定される環境基本計画であり、「現在及び将来の国民一人一人のウェルビーイング/高い生活の質」の実現を環境政策の最上位の目標として掲げた、という点が大きな特徴です。
・現在、私たちが直面している気候変動、生物多様性の損失、汚染という地球の3つの危機に対し、早急に経済社会システムの変革を図り、環境収容力を守り環境の質を上げることによって、経済社会が成長・発展できる「循環共生型社会」の実現を打ち出しています。
https://www.env.go.jp/council/02policy/41124_00012.html
(2024年9月更新)