waste resource energy circulation living
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2021.03.31
神奈川県川崎市(廃棄物発電の地産地消)

特徴

2019年2月より、日本初のEVごみ収集車(電池交換型)導入

  • 廃棄物発電で得られる電気を敷地内の電池ステーションへ送電して電池を充電し、EVごみ収集車に搭載してごみ収集を行うシステムで、全ての動力を電気でまかなう


従来のごみ収集車における走行中のCO2排出量を削減

  • 走行中・作業中のCO2やNOxの排出がなく、地球環境にやさしいEVごみ収集車により、従来車の約9t-CO2/年・台を削減


災害時の非常用電源としても活用

  • 総合防災訓練にて試用し、避難所の照明や扇風機へ電源を供給






自治体の政策方針、背景

電気自動車や燃料電池車等、地球環境にやさしい車の普及が進み、地球温暖化対策やエネルギー利活用への意識・関心が高まる中、ごみ収集車もCO2削減に寄与するものへ転換することを検討

エネルギー回収施設概要

施設 王禅寺処理センター

処理能力 450t/日

発電設備 7,500kW

エネルギー供給先 センター内、隣接する市民施設


施設 堤根処理センター

処理能力 600t/日

発電設備 2,000kW

エネルギー供給先 センター内、隣接する市民施設


施設 浮島処理センター

処理能力 900t/日

発電設備 12,000kW

エネルギー供給先 センター内


施設 橘処理センター(休止中・2023年度稼働予定)

処理能力 600t/日

今後の拡大策

対象施設増加等、対象施設増加等検討中


引用・参考資料

  • 平成30年度廃棄物エネルギーの地域での利活用促進に関する説明会資料
  • 川崎市HP


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