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2021.03.24
福岡県北九州市(地域への価値創出)

特徴

  • 株式会社北九州パワーを設立し、ごみ発電を中心とした地域エネルギー事業を展開
  • 2025年度までに市内再エネ発電所の電力を利用した市の全ての公共施設(約2,000施設)の再エネ100%電力化を目指す「再エネ100%北九州モデル」を推進(都道府県・政令市初)
  • 再生可能エネルギーの普及・拡大にあたっての様々な社会的課題を蓄電池の有効活用により解決していく「蓄電システム先進都市」を目指す

自治体の政策方針、背景

低炭素で安定・安価なエネルギーを供給することを目指し、「北九州市地域エネルギー拠点化推進事業」を実施

エネルギー回収施設概要

施設 新門司工場

処理能力 720 t/日

発電能力 23,500 kW


施設 日明工場

処理能力 600 t/日

発電能力 6,000 kW


施設 (新日明工場R7~予定)

処理能力 (508t/日)

発電能力 (16,000 kW)


施設 皇后崎工場

処理能力 810 t/日

発電能力 17,200 kW

エネルギー供給先

市内公共施設、民間企業等

地域エネルギー事業の規模

新電力会社 ㈱北九州パワー

設立時期 2015年12月

事業規模 88,017MWh

自治体の出資比率 24.17%


今後の拡大策

市の焼却施設でのごみ発電量(バイオマス発電)に応じ、施設を順次拡大

  • 2021年度 約200施設:本庁舎、区役所、小中学校等
  • 2022~23年度 約600施設 を追加
  • 2024~25年度 約1,200施設 を追加

北九州都市圏域で連携した脱炭素、環境と経済の好循環の推進


引用・参考資料

  • 令和元年度廃棄物処理システムにおける低炭素・省CO2対策普及促進方策検討調査及び実現可能性調査委託業務報告書
  • 北九州市HP