waste resource energy circulation living
ログイン
2021.11.22
廃棄物処理の脱炭素化・持続可能化の取組に係る相談会

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12/8追記)★11/22~12/3の期間で募集いたしました相談会への質問(課題等)について、計7件の質問・課題等が寄せられました。

これらの質問・課題等について、会員の皆様の中から回答(意見・情報等)を募集いたします。

詳細は、下記URLからご確認いただき、ご提出・ご協力をよろしくお願いいたします。

https://wa-recl.net/q/cXp3BAHwp6

なお、質問・回答の全体は、会員相互の意見交換・情報交換として、後日共有いたします。


<寄せられた質問の要旨>

テーマ①:一般廃棄物処理の脱炭素化に向けて

Q1.焼却施設からの熱供給にあたって需要家との連携をスムーズにするため、供給温度、圧力等の規格化はできないか?(企業・団体)

Q2.リサイクルセンター更新時に、製品プラのリサイクルを考えるとどのような設備内容にしたらよいか?(企業・団体)

Q3.資源循環と脱炭素化が両立しないケース(長期的な視点をもって検討・評価すべき取組)として、どのような例があるか?(自治体)


テーマ②:資源循環分野からの地域循環共生圏の形成に向けて

Q1.ごみ発電が系統連系に制限を受ける場合の地域での消費を独立に構築するための手法(民間との連携など)を教えてほしい。(企業・団体)

Q2.可燃ごみ燃料化の事例に係る臭気対策や塩分対策について教えてほしい。(企業・団体)

Q3.一般廃棄物処理からの資源循環利用について、資源利用先がない中で新たに作り出していくための取組や仕組みは?(自治体)

Q4.一般廃棄物の循環利用施設の設置にあたっての法制度的課題は?(自治体)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



“ごみと脱炭素社会を考える全国ネットワーク”会員相互の交流・意見交換・情報交換の取組の一つとして、相談会を実施いたします。

現在ネットワークには、自治体関係、企業・団体関係・学識等から約180名の方々に会員登録をいただいております。会員の皆様それぞれの立場から、ごみと脱炭素社会・持続可能社会に関わる情報や知見を持ち合うことで、相互の情報交流と、各々の取組促進に資するとともに、この分野における“現在地”を窺うことにもつながるのではないかと思います。

実施の詳細(下記1~5)をご覧の上、皆様ふるってのご参加・ご協力をお願いいたします。

注)本相談会は「令和3年度廃棄物処理システムにおける脱炭素・省CO2 対策普及促進方策検討委託業務」における調査検討(一般廃棄物処理の脱炭素化に関わる人材確保に向けた相互学習機能の検討)の一環として実施いたします。実施の最後には調査検討に関わるアンケートを予定していますので、こちらもご協力をお願いいたします。


1.質問募集期間

2021年11月22日(月)~11月30日(火) →12月3日(金)まで延長しました

2.質問募集テーマ

以下の2つのテーマについて、質問(会員の皆様の課題認識等)をお寄せください。

ごく素朴な疑問から、自らの取組上で生じた具体的な課題など、どのような内容でも結構です。困っていること、判断に迷うこと、他者の意見を聞いてみたいことなど皆様からの質問(課題等)をお待ちしています。

*質問者の情報を開示することはありませんので、ご担当レベルでの日々の疑問をお寄せいただくことで結構です。

テーマ①:一般廃棄物処理の脱炭素化に向けて

2020年10月に2050年カーボンニュートラルの政府方針が打ち出されて以降、グリーン成長戦略や地域脱炭素ロードマップの策定、エネルギー基本計画や地球温暖化対策計画の見直しなど、様々な政策・戦略が動き出しています。一般廃棄物処理の脱炭素化に向けては、収集運搬・中間処理を始めとする廃棄物処理の各工程での燃料等消費やごみ焼却由来のGHG排出など、様々な排出源に対する対策を進めていく必要がありますが、何をどのように取り組んでいけばよいのか、必ずしも明確になっていないのが実状ではないかと思います。

そこで、会員それぞれの立場で一般廃棄物処理の脱炭素化に向けた取り組みを進めようとした場合に、現時点で特に課題と考えている事項(困っていること、他の関係者の意見や情報を得たいこと)を教えてください


例)収集運搬における使用燃料の転換が難しい(非化石燃料や電力の確保見通しが立たない)
  焼却由来のGHG排出の削減が難しい(焼却せざるを得ないごみへの対応)
  どのような手順を踏んで進めていけばよいか分からない(検討要素が多く複雑)
  どのような側面に着目すればよいか分からない
  カーボンニュートラルの評価の仕方がわからない(算出方法、評価方法、評価単位) 等

テーマ②:資源循環分野からの地域循環共生圏の形成に向けて

第五次環境基本計画において掲げられた「地域循環共生圏」の構築に向けては、地域で発生する一般廃棄物の処理を通して、地域のニーズに応じた資源・エネルギーを回収し、地域で循環利用していくことが重要です。一般廃棄物の地域での循環利用を確保するには地域のニーズ把握、連携、ニーズに応えるための処理方式や資源エネルギー回収方式の検討など、様々なプロセスを経る必要がありますが、"一般廃棄物の適正処理プラス"の取組として、まだまだ全国的に一般化には至っていないのが実状ではないかと思います。

そこで、会員それぞれの立場で一般廃棄物処理を通した地域循環共生圏づくりに向けた取り組みを進めようとした場合に、現時点で特に課題と考えている事項(困っていること、他の関係者の意見や情報を得たいこと)を教えてください


例)循環利用に向けた廃棄物の収集方法に課題がある(生ごみ、廃食用油、プラ等の分別等)
  地域の循環利用先との連携確保が難しい(接点や情報がない、条件合わせが難しい等)
  循環利用に適した処理・資源化方式の選択が難しい(全体的な処理効率化との兼ね合い等)
  循環利用を通じた地域循環共生圏について検討する契機がない
  どのような対策に着目すればよいか分からない 等

参考)

3.質問提出方法

下記URLより、質問内容をご入力ください。

https://wa-recl.net/q/TBGWcaTHvt

※入力には、会員登録が必要となります。未入会の方は、ぜひこの機会に会員登録の上、ご参加ください。

4.質問回答方法

皆様から寄せられた質問については、事務局にて集約整理したうえで会員の皆様へフィードバックし、改めて会員の皆様からの“回答”を募集いたします。他の会員の質問(課題等)に対して、自らの立場ではこのように取り組んでいる(事例)、あるいはこのように考えている(意見)を“回答”としてお寄せいただき、事務局にて“質問(課題等)と回答(事例・意見等)”を対応させた情報として整理し、皆様へフィードバックいたします。

また、広く一般に参考になると思われるものについては、質問者の情報を伏せたうえでFAQとして公開することも検討いたします。さらに、個別の質問⇔回答内容について、直接質問者又は回答者へ問合せの希望があった場合は、各々のご了承の上でマッチングしていくことも検討いたします。

回答募集は2021年12月上旬を予定していますので、よろしくお願いします。(確定次第、メールニュース配信及びトップページ「お知らせ」欄でお知らせいたします。)

5.問い合わせ先

一般財団法人 日本環境衛生センター

総局資源循環低炭素化部 企画・再生可能エネルギー事業課

担当:木村、西畑、溝田

電話:044-288-5093 FAX:044-288-5217 メールアドレス:saiene@jesc.or.jp


参考)相談会実施の流れ