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2021.03.24
北九州圏域(連携処理・ネットワーク化)

概要

  • 北九州市は、地域全体の環境保全・循環型社会の構築に向け、ごみ処理施設の処理能力の余裕やエコタウン事業で蓄積された先進的な技術・民間リサイクル施設の集積等を活用し、他都市の一般廃棄物の広域的な受入れを実施している。
  • 広域行政については、「連携中枢都市圏構想」に基づいて、近隣5市11町とともに、圏域の将来像や連携協約に基づき推進する具体的な取組みをまとめた「北九州都市圏域連携中枢都市圏ビジョン(平成28年4月)」を策定し、周辺自治体と連携しながら取組みを進めていくこととしており、一般廃棄物の広域的な受入れについても、本枠組みの中で実施している。

連携原則

北九州市は次の三原則に適合していることを確認し、受入れを実施している。

  • 本市のごみ処理に支障がないこと
  • 本市と同等以上のリサイクル、減量努力を行うこと
  • 本市と一体的な地域整備に取り組む信義、信頼関係が成り立っていること

受入にあたっては、基本協定を締結し、三原則に適合していることを毎年度確認した上で、当該年度の委託契約を締結している。

新たに周辺自治体から受入要請があった場合も、前提である三原則等、市の基本的な考え方に基づき検討される。

ごみ処理施設については、広域的な受入処理を行うことを視野に入れて整備の検討を進めることとしている。

連携効果

  • 地域の一体的な整備・振興
  • 地域全体の行政コスト削減
  • 循環型社会構築

(出典)各種資料より作成

(参考)

  • 北九州市循環型社会形成推進基本計画(平成28年8月改定)
  • 遠賀・中間地域広域行政事務組合 一般廃棄物(ごみ)処理基本計画 【概要版】平成30年3月