特徴

• 選別施設・バイオガス化施設・ごみ焼却施設を組み合わせて高効率な廃棄物発電を実現する、国内初のごみ処理複合施設
• 選別施設で可燃ごみからバイオガス化に適したごみを選別し、選別されたごみはバイオガス化施設において発酵処理
• 乾式メタン発酵設備で発生するガスを用いて、独立過熱器でバイオガスを燃焼させ、4MPa×365℃のボイラー蒸気を4MPa×415℃に昇温させ、高効率の発電を行っている
• 発酵残さは焼却炉で可燃ごみとともに焼却処理され、発生した焼却残さ（飛灰、主灰）は、県内で全量セメント原料化
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出典：グリーンパーク防府株式会社HP

自治体の政策方針、背景

「3Rの実践による未来につなぐ循環型社会の構築」を基本目標に掲げ、新施設の稼動に併せて、分別区分を10種類から19種類に見直すことで3R施策を推進

エネルギー回収施設概要

施設　防府市　クリーンセンター

処理能力　150t/日（熱回収設備）　51.5t/日(ﾊﾞｲｵﾏｽ設備)

対象ごみ　熱回収設備：可燃ごみ ﾊﾞｲｵﾏｽ設備：選別後可燃ごみ、下水・し尿汚泥

処理方式　熱回収設備：ｽﾄｰｶ式 ﾊﾞｲｵﾏｽ設備：乾式高温

発電能力　3,600kW

利用先 工場内利用、売電

出典：グリーンパーク防府株式会社HP

今後の課題

• 発生抑制や再使用等、ごみを出さないための施策によるごみの減量化推進
• 新しく分別収集を始めたプラスチック製容器包装・紙製容器包装・紙パックの３品目については、積極的に周知を行い一層の分別強化に取り組む

引用・参考資料

• 廃棄物系バイオマス利活用導入マニュアル（平成29年3月）
• グリーンパーク防府株式会社HP
• 防府市ごみ処理基本計画